SSブログ

DE10をラジコン風に動かす。(続くかどうか不明) [DSAir]

 DSair2が来たので、余ったDSairをどうしようかと思って、考えたのが題名の記事です。前回のSoundBox同様、またもや、DCCになんら関係ありません。
 Yaasan様がDCCコントローラをWifiで制御するDSairを作りましたが、その中で、DCCを使っていない通常の鉄道模型ユーザーを取り込もうと、アナログオプションという機能を作ったようです。”ようです。”というのは、私は申し込んでいないので実際にどうなったかわかりません、ということですが。ただ、やろうとしていることは、スマホから命令をもらって、普通は線路にDCC信号を流すところを、線路にPWM電流を流しモーターが回るようにしているということです。
 DSairのアナログオプションを普通に使うと、無線でアナログコントロール可能なKatoのスマートコントローラと機能が変わりないのですが、今回は、これを車載にして見ました。なお、現状では、値段的に高すぎる、搭載スペース的に大きすぎる、と悲しいことになっていますが、Arduinoで拡張性は抜群ですので、将来的には、なかなか楽しいラジコン鉄道模型になりそうな気がします。
 で、前置きが長かったですが、まず用意です。
 DSairを用意します。そのままではDCC信号しか出ないので、アナログ信号が出るように改造します。Yaasan様が有償で出しているものと被りますので、スケッチは上げませんが、改造する部分は、
(1)setup()辺りで、Timer1の初期化をやめる
(2)SetAnalogSpeed命令のスピードは上限が突き抜けるので修正する。
(3)Webアプリ側で、DC(スピード,方向)という命令を出せるように改造する。
で所望の物はできますが、割と難しかったです。
で、次は載せるDE10(HO)の改造です。
 線路電源から12Vを取りますが、プラスかマイナスか定かでないので、ブリッジダイオードを通して、プラスとマイナスを固定化します。ただし、ここで、1Vぐらい電圧降下してしまいます。
 今回はブリッジダイオードとノイズ対策用のコンデンサをつけるために、いにしえのDSdecR2基板を切って使ってみました。(写真は切る前の基板の写真)
re_DSC02498.jpg

 で、これを線路→NMRA8ピン→ブリッジダイオード→DSairのACアダプタ→DSair出力(本当はDCC用)→NMRA8ピン→DE10のモーターと繋ぎます。入出力部分とDE10はこんな感じです。
re_DSC02500.jpg

 そして、DSairを搭載するとこうなります。
re_DSC02501.jpg

 このままではHOにも入らなさそうですが、基板を作り直せば、クモハ40の屋根側に入らないかなあと思っていたりします。SDカードのホルダの横幅さえクリアすれば行けそうです。

 そして、実験です。
re_DSC02502.jpg

 電源は電圧降下の影響もあるので、KATOのDCC用の15VのACアダプタ(たしか全波整流しただけの直流だったような気がします)とKatoのStandard Sパワーパックをつないで、とりあえず、ダイアルを目いっぱい回して、線路に12V入れます。極性は考える必要ありません。この状態でDSairが立ち上がるので、スマホからWifiで繋いでやります。
 そして、普通にスマホからスピードと方向を制御できます。今日はこれだけです。
 動画はこちらです。まあ、何がすごいんだかさっぱりわからないですよね。ですが、Wifiの許す限り、同一線路上に何台でも電車が置けるようになります。Arduinoなので、なんかギミックが作れるかもです。DCCと違って一対一の接続なので、なんか分かりづらい、もやもやとした気持ち悪さもないと思います.









コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。