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Smile Decorder(DSDecR3)を組み立てた。(あと、鉄コレ、Bトレに入る) [ds-DCCデコーダ]

 7/4にYaasan様からSmile Decorder(DSDecR3)の基板を頒布いただいたので、早速組み立てた。部品はやる気を出して10個分(7000円分ぐらい)買っておいたのだが、まあ、もちろんそんなにいっぱい組み立てるのは無理だった。
 まずは、「表面実装は、道具が命です。」にしたがって、大量に道具を買った。
 今回使った道具は写真のとおり。
DSC00039-2.jpg
 左上段から
(1)逆作動ピンセット・・・ダイソーで買った。何回か使った。部品から離すときに力が必要だが、結構力が必要で、手がプルプルして、一個ICの足を曲げてしまった・・・。
(2)普通のピンセット・・・元々持っていたもの。部品の仮固定、押し付けに多用。
(3)大きなカッターナイフ・・・元々持っていた。基板分割の切れ目を深くするのに使用。
(4)養生テープ・・・基板や部品の仮止めに使用。熱すると溶けて良くないが、仮止めテープなのでのりが弱く、手で切れるので重宝している。
(5)綿棒・・・車輪の掃除に使用(あ、関係ないか。)
(6)テスター・・・5Vレギュレータの半田不良が多かったため絶対必要。
(下の段、左に行って)
(7)半田 Φ1.0・・・もともと持っているもの。GootのSD-33。もう売っていない。今ならSD-63か?
(8)半田 Φ0.6・・・GootのSD-60。今回用に購入。
(9)ニッパー・・・元々持っていた電子工作用
(10)半田ごてクリーナー・・・Goot ST-40.半田の付け方ページでお奨めのようだったので買った。最初はぶすぶす半田ごてを入れるときれいになるが、そのうち、ごみも付いてくるようになる・・・。
(11)フラックス・・・今回用に購入。HozanのH-722。ちょっとハロゲンが混じっているらしい。
(12)半田吸い取り線・・・Goot CP-20Y。幅2.0mm。元々持っていた。半田ブリッジやスルーホールがいつの間にか埋まったときの対処で、大活躍した。
(13)ヘッドルーペ・・・「ヘッドルーペ LED デラックス HD100F」ヨドバシで購入。ただしLEDは使用せず。(電気スタンドも併用したため)。これが無かったら多分組み立てられなかった。老眼の友。ただし、目は疲れるので、数時間で嫌になる。
(14)半田ごて・・・Hakko N-453。元々持っているもの。小手先が太い20Wのもの。ATMega328P、セラロック以外は、これとフラックスを併用して半田付けした。こて先が大きく、熱が伝わりやすいため。
(15)半田ごて・・・Goot CXR-31。ATMega328P、セラロックは、これとフラックスを併用して半田付けした。こて先が細く、熱がなかなか伝わらないためか、特に2012サイズのC1,C2,C3(10uF品ということもあるかもだが)は、いつまでたっても半田が溶け始めなく、使えなかった。
(16)電気スタンド・・・YAZAWA SDLE05N12BK。前から欲しかったので、今回を機に買った。根元の部分がコンパクトなため、机の上が広く使えて良い。

 で。前置きが長くなったが、半田付けした。Yaasann様は2時間で3個作れたそうだが、私の力では、4時間で4個だった。つまり、1時間に一個・・・。
 ATMega328Pとセラロックのはんだ付け、スマイルコネクタによるブートローダー、サンプルスケッチ書き込み(とりあえずLチカ、光らないけど)をやるところまでは順調だった。(もちろん、1回目の書き込みはエラーになる)
 書き込みが楽で、本当に、スマイルコネクタがあって良かった。
 そして、そこから、つまずいた。
・C1,C2,IC3(5Vレギュレータ)が近すぎて、IC3半田付け後にC2を付けようとすると、ピンセットがひっかかって、やりにくい。また、いつの間にか、C1のPADが半田で盛られてしまっている。(下手なだけ)
 DSDecR2(スマイルコネクタつきDSDecR2)のときは、IC3の半田付けは基板のPadを見えるようにずらして半田付けしたが、今回はC2があるため、このやり方は出来なく、おまけに半田不良で、4個中、1個は5Vのところが6.5V、もうひとつは電圧出ていなくて、0V。どちらも半田ごてで再加熱しつつ半田を盛ったら、ちゃんと接触できたようで、直った。IC3用のPADを広げて欲しいと思った。
・今回、部品は主に自分で買ったのだが、C1,C2,C3を適当にすべて10uF品を買ってしまった。
さて、大丈夫なのだろうか?
・D2~D5は個別部品でブリッジダイオード機能となるが、こちらも密集しており、少々半田付けがやりにくい。高さがあって、微妙かもだが、B1010Sとかのほうが半田付けは楽そう。

 出来上がったあと、毎度のごとく、VVVFのスケッチでPWMコントローラのように動かしたら、ちゃんと動いた。ただし、ArduinoとRohm BD6231F-E2がとても熱いような気がする。大丈夫か?。10uFのコンデンサのせいか?
 これが出来た基板。最初は美しく作ろうと思ったが、まあ、無理です。コンデンサとか、あさって方向を向くし。
 DSC00041-2.jpg
 
 さて、115系に組み込んで、FL12も組み込んでと思っていたのだが、デコーダサイズ比較の記事で「鉄コレ、Bトレに入るか、有志が確認」と書いてある・・・。
 ということで、まずは鉄コレ。使った車両は、昭和の鉄道模型をつくる 第1号の付録の旧国電っぽいやつ。モーター車は「鉄道コレクションNゲージ動力ユニットTM-04<15m級A>」かと思われる。
 写真は以下で、入る。KeepAliveコンデンサ(25V 100uF)をもう少しまじめに配置すれば、もうちょっと美しいかと思う。また、今回、コネクタは使わずに、リード線に直付けしている。(だって入らないし)。
DSC00037-2.jpg
DSC00038-2.jpg
 デコーダの下でリード線がトグロを巻いているが、ここをどうにがすれば、下にはKeepAliveコンデンサを入れられるぐらいのスペースがあるので、もっときれいに出来るような気がする。
 で、そのときの動画が以下。撮りながらの運転は難しいので、DesktopStationで自動運転させている。


 次に、Bトレ。改造する気が無いので、入るかだけ。使ったのは10年ぐらい前に買ったと思われる江ノ電300系の旧タイプ(連接車では無いやつ)。モーターもこのごろのバンダイのものではなくKato製(このごろ買って無いので)。Bトレは(このごろもそうなのかは知らないが、)窓が分厚いため、斜めに入れると、基板が天井に収まる。ただし、この基板はKeepAliveコンデンサを付けていない。もう一工夫、必要かと思う。
 DSC00042-2.jpg
 
 入った後が以下の写真。
DSC00043-2.jpg
 
 
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コメント 2

yaasan

半田付けと実装お疲れ様です。また、鉄コレとBトレの評価もありがとうございます。なんとか入ったということでよかったです。

さて、モータードライバが熱くなるのは想定内ですが、触れないレベルでしょうか?ぬるい程度はOKですが、触れない場合は、どこかが短絡してるかもしれません。

ATMEGAは、通常、熱くならないので、どこかが微妙に短絡しているかもしれません。コンデンサや、PWMあたりの出力ピンをルーペで確認ください。



by yaasan (2015-07-05 15:30) 

fujigaya2

コメントありがとうございます。
モータードライバは、ぬるいよりは熱いですが、触れないほどの熱さではありません。
短絡の確認をPWM D9,D10と12V,5V,GNDについて目視、テスターでしましたが、大丈夫そうでした。
15分ぐらい動かしましたが、問題ありませんでした。(手で触れるぐらいで熱いが)モータードライバの熱が基板全体に伝わっているような感じかもしれません。
by fujigaya2 (2015-07-05 20:46) 

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