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S88 14port ケース付きの検討 [S88]

 びんぼうでいいのの16MHz水晶が無かったのだが、それだけで秋葉原まで行くのはしゃくなので、町田のサトー電気に初めて行きました。こちらなら自宅から往復1000円程度で行けるので、まあいいかという感じです。お店は買うものをお決めてから行くような感じのところで、店内で物色する雰囲気ではありませんでした。
 これで、びんぼうでいいのが作れる状態にはなりましたがまだ組み立てていません。ものが揃うと作ってもないのに安心してしまうのは、悪い兆候のような気がします。
 本題ですが、Yaasan様が探してきたケースに入れるようにS88 14port基板のアートワークを直していました。
 まず、回路図ですが、以下のように電源部分と各センサへの出力部分を変更しています。
PCDetector14_k1.PNG 
 電源部分はRJ-45、DCジャックのどちらからも逆流防止?のためにダイオードを介して、内部の+5Vに接続します。ダイオードの電圧低下がありますので、4.5Vぐらいになりますが、今回のマイコン16F1939は1.8V以上で動くと書いてあるし、クロックも16MHzなので問題なさそうです。気になるのは、VCCが4.5VでDSmainR5から来る信号が5Vとか出てるとVCC超えるので、それがどうかなというところでしょうか?
 回路を見るとわかりますが、DCジャックから電源で供給した場合、ダイオードで一方通行のため、接続した基板のみへの電源供給となりますので、デイジーチェーンした他のS88デコーダへは電源は供給されません。
 そして、2.54mmピッチや、ターミナルブロックを使いたいというご要望がありましたので、ケースの奥と手前からコネクタを出すようにパターンを作ってみました。一つの窓あたり6個まで置けません。奥にはRJ-45、DCジャックを付けますので、14ポート版は加工なしでは入りません。という感じで、まず、6Port分だけおいてみました。
アートワーク検討.png
 PWR LED,RUN LEDは奥に引っ越しました。多分、配線を適当に伸ばせば6port版は入りそうです。
 次に、14port 版の検討です。こちらは実際に作りますので、アートワークを必死でやり直してました。で、とりあえずできたのですが、アートワークするフリーソフトのMBEでDRC(デザインルールチェック)を行うと、3.5mmコネクタの長穴のところが全てErrorで引っかかるのですが、DRCのエラー個数が200個までしか設定できず、本当に回路上でミスっているところが隠れてしまい分かりません。
 ということで、プロジェクトごとついているのでmbe内の定数をいじって、エラーを2000個までさがすようしました。具体的には、下記のようにMAX_CHECK_LIMITを200から2000に変更してリビルドしているだけです。
mbeソース変更.png
 で、多分2000個まで見つけてくれるようになりました。下記のように900個ぐらい見つけてネットリストのチェックでも問題ないため、多分OKかなあと思っています。
 DRCチェック上限変更.png
 ケースは図面だけではよくわからないところがあるので、(四隅のねじ付近の干渉と、手前、奥の開口部の高さ)現物で確認してから基板を注文するのがいいかなあと思うので、この作業はここで一旦保留です。

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