SSブログ

ターンテーブルの調査 [その他]

 S様からターンテーブルをDCCで動かす実験をしてほしいとのことで、ターンテーブルをお借りしています。
 ターンテーブルが三つあります。
re_DSC00946.jpg
 ターンテーブルは子供のころからTomixのカタログを見ては欲しいなあと思いつつ、車両6両セットよりも高いから買うことは無いだろうなあと思って、今に至っています。
 ということで、まずは一番古いAT212-15でターンテーブルの動きを見ようと思いました。
re_DSC00939.jpg
 古いものだとは聞いておりましたが、箱の中を開けたら緑色のコントローラが入っています。当たり前のように、後ろにはDC12V以外にアクセサリー用のAC17V線が・・・。
 どう使っているのかを確認するため、コントローラを分解しました。
re_DSC00935.jpg
 スイッチ以外にくっついている素子は二つだけです。これならさすがにわかりそうです。
re_DSC00936.jpg
re_DSC00938.jpg
 一つはセメント抵抗60Ω?で、もう一つは(型番も調べず)ブリッジダイオードのようです。DCはそのままターンテーブルにつながって、ACはコントローラ内で(一応)直流に整流され、電流制限抵抗を付けて、ターンテーブルの駆動に使われているようです。
 ということで、AC17V端子には近くにあった12VのACアダプタをつなぎました。(どうせ直流にされているし)
 これで、繋いで動かしてみましたが、最初かなりギアの豪快な音がして焦りました。Youtubeなどで調べると、どうやらトミックスのターンテーブルは音がうるさいことで有名なようです。
 で、時計回りは何とか動きますが、反時計時計回りが動きません。
 古くてギアか?と思い、ターンテーブルをちょっとだけ分解してみました。
re_DSC00941.jpg
 話はそれますが、真ん中の二つが線路給電で、外側の二つがターンテーブルのモーターのようです。
 で、外側の二つを12VのACアダプタに直結してみたら、すごい勢いでモーターが回りましたので、どうやら、制限抵抗のせいで、駆動エネルギーが足りないようです。
 また、15度づつ動かすために下の写真で上の歯車は半分わざと欠けてあります。面白いと思いました。
re_DSC00942.jpg
 で、説明書には、ACは17Vですが20V以上はつながないでくださいと書いてあります。
re_DSC00944.jpg
 まあ、20VのACアダプタもないので、ちょっと探したら、KatoのD101用のACアダプタが15Vで手ごろだったので、繋ぎました。
re_DSC00943.jpg
 これで、動くようになったのですが、それまで説明書を読んでいて、分からなかった項目の意味がやっと分かりました。下記写真の部分ですが、
re_DSC00945.jpg
 「転車台は1ピッチ(15°)づつストッパーにより節度を持って回りますので、転車台が止めたい位置へ来たら、セレクターつまみから手を放してください。」?かなり、意味不明な表現です。
 で、とりあえず、DCCにからまずに、DC15VのACアダプタにつなげて手で動かした動画を載せます。
 この、微妙な転車台さばきを昇圧ポイントデコーダに繋いで表現してしまえばいいだろうか?(いや、それは求められていることではなさそうなので、この頃のものでやりますけど)


コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0