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ターンテーブルの調査その3 [ds-DCCデコーダ]

 さて、久しぶりにターンテーブルです。
 今回から Tomixの1631 TCS Electric Turntableをやります。
 制御装置を使ったやり方はすでにスマイラー様がやっておりますので、今回はデコーダから直接動かすための確認を進めていきます。
 これです。
re_DSC01033.jpg
 早速分解です。
re_DSC01029.jpg
 転車台の運転席の中は以下のようになっています。
re_DSC01030.jpg
 右のモーターが位置ロック用で左のモーターが転車台の回転用でした。で、転車台の回転用からブリッジダイオード経由で黄色い点滅内蔵LEDにつながっています。多分この点滅LEDは3.3Vで、ブリッジダイオードはB6Sとかいてありましたが、1.0V程度の電圧降下と考えると、4~5V程度でモーターを回しているものと考えられます。
 ケーブルと動作を確認していくと、リボンケーブルの黒いほうを1番として
(1)転車台回転用モーター①
(2)線路給電(黒)
(3)位置ロックモーター①
(4)位置検出スイッチ(白)
(5)転車台回転用モーター②
(6)線路給電(白)
(7)位置ロックモーター②
(8)位置検出スイッチ(黒)
です。
説明すると
・(2)、(6)は線路給電なのでとくにいうことはありません。
・(4)、(8)の位置検出スイッチは回転時は導通、線路とあっている場所では開放です。
・位置ロックモーターは、(3)、(7)が
 -、+の時は解除
 +、-の時はロック
・転車台用モーターは、(1)、(5)が
 -、+の時は反時計回り
 +、-の時は時計回り
です。

ですので、モーターが二つあるので昇圧ポイントデコーダーがあれば制御できて、(TB6643KQはかなりオーバースペックですが)、電圧を5V程度に変更して使います。
順序としては
1.1段の回転命令を受けたら
2.ロックを解除する
3.転車台を回転させる
4.位置検出スイッチが開放されるまでループで待つ
5.位置検出スイッチが解放されたら、転車台回転をやめる
6.ロックする
という感じなので、割と簡単にマイコンで実現できそうです。
今度やってみようと思います。

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コメント 2

yaasan

tb6643kqは9v以上で動作するはずです。なので5vでは動きません。

スマイルデコーダのbd6231を5v用のbd6211にするのが手っ取り早いと思います。

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-05087/
by yaasan (2016-09-26 05:36) 

fujigaya2

ご指摘ありがとうございます。(BD6211持っていません)
トランジスタアレイ(7chダーリントンシンクドライバ)TD62003APGでも動かせますかね?
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-09675/
by fujigaya2 (2016-09-26 23:18) 

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