S88 Detectorを作る その4(とりあえず完成) [自動運転]
11月8日に基板の設計が出来た!ということで、夜中、Elecrowに注文した。前回、基板が4日程度で製造されたにもかかわらず、送料をケチった(多分SALとかいうやつ)ため、その後11日間、着かないなあとウジウジしていた思い出があるので、今回はDHL(shenzhen 4 business day?)と言う、見かけ一番早そうな送付にしてみた。ただし、高くなった。(基板2種で6000円ぐらい。趣味の立場で言うと円安嫌い。)
結果、11月12日にシンセンから送付、11月14日の夕方に家(神奈川県)に到着という、注文後5~6日で来て、中国すごいと思った。DHLのトラッキングによると、11月13日の昼に輸送業者に引き渡しとなって、その後トラッキングできないという悪評通りだったが、次の日佐川急便の方が持ってきてくれた。
今回は、もし、しくじっていたら嫌だったので、S88 Contorol基板を単体で、S88 Detector基板を面付けで10㎝*5㎝サイズで10枚ずつ頼んだ。10cm*10cmサイズにして、設計間違えていたら、立ち直れないような気がしたので。(値段はあまり変わらないような気もするのだが)
そして、これが到着した基板の写真。S88 Detectorの方は8枚面付けを想定していたのだが、12枚面付けしてくれた。Elecrow太っ腹!
左がS88 Detector基板で右がS88 Control基板。
基板の接続には3.5mmジャックを使うのだが、基板の穴パターンが長穴になる。で、Elecrowへの長穴の頼み方が分からず、Yaasan様にお聞きしたら、DS MainR5で4pinの3.5㎜ジャックを使っていて、製作実績がある部品図をお分けいただいて、今回それをコピペして作った。ちゃんと長穴になっていた。Yaasan様ありがとうございます。
で、次に、ATMEGA328P-PUのブートローダーをどうするか。今回ケチって秋月電子から生のATMEGA328(ブートローダー無し)を買っている。
スマイルライター+デコーダー開発ボードを組み合わせて、生のATMEGA328にブートローダーを書き込めばよいのだが、今回は、以前、スマイラー様からいただいた、(幻の)DSDecR2b(スマイルデコーダー初版)の基板に余りがあったので、こちらを使った。スマイラー様ありがとうございます。
28PinのDIPソケットとセラロック(16MHz)だけつければ完成なので、それで、ブートローダー書き込みをした。
それで、あとは、何も考えずに、図面通りに、はんだ付けして、
S88 Control基板は完成。S88 RJ45のIn側は繋がないので、実装しなかった。Out側をDSMinR4につなぐ。(何か間違っていたらご指摘ください。何せ、S88の本物を持っていないものでよくわかっていません)
次に、S88 Detector基板だが、TomixのS70(70㎜直線線路)に付ける予定で作ったら、あとで気づいたが、S72.5だった。まあ、2.5㎜の違いだし細かいことは気にしない。
まずは線路の裏に基板を載せて位置決め。フィーダー線をつける真ん中にPC1(photo detector)が来るように基板位置を決める。
マジックで削る場所だけ黒く塗って、
プラモデル用ニッパで切る。(最初リューターでやろうと思ったが、たぶんプラモデル用ニッパの方が楽と思われる)
基板を線路の裏に両面テープでつけて、センサ用の穴を開ける。基板の穴は1.0㎜なので、ピンバイスは0.8㎜とした。センサはTPR-105だが、0.8㎜の穴でICの足が通った。
そして、センサと3.5㎜ジャックを半田付けする。ここで、3.5mmジャックの足があると線路が斜めってしまうので、足のうち出てしまう部分は、はんだ付け前に切った。また、センサ側のはんだを盛りすぎると線路下より飛び出てしまうので、盛り具合に気を付ける必要がある。
あと、センサ面は、当たり前だが真上を向くようにしてやらないと、感度が悪くなる。ある程度はボリュームで調整可能だが。
できたものの写真が以下。
3.5mmジャックは4端子版を使用しているが、使っているのは3線だけなので、Daisoの両側3.5㎜プラグ線が使用可能である。(Yaasan様のアイディア)
一応、動作確認のため、単線の往復をさせてみた。VVVFスケッチは音を滑らかにするため、速度を0にしてもすぐに止まらないのだが、それでやると電車のターンでセンサをオーバーしてしまい、ターンで行き/帰りとセンサを二回踏んでしまい、DesktopStationのS88イベントが2回起きてしまい、いろいろと面倒である。今回は、センサ内で止めるために、センサを踏んだら方向転換とした。そうすればVVVFスケッチでも即時停止するため。
次に、複数個接続の確認を行った。とりあえずできた。
あと、2つ注意点があり、
(1)純正品のマニュアルによると、RJ45の1pinは5Vか12Vが選べるらしいが、今回の基板は5V駆動だけを考えて作っている。12Vを入れると、マイコン(耐圧5.5V)と、Photo ReflectorのLEDが飛ぶ。
(2)Arduinoのソフト書き込みのために6pin端子を付けているが、これはS88端子ではない。DSMainのS88端子に繋ぐと悲しいことが起きる可能性がある。
作り方やスケッチについては、Wikiにまとめる予定。(Yaasan様からいただいた元の図面なども掲載予定)
少々お待ちください。
結果、11月12日にシンセンから送付、11月14日の夕方に家(神奈川県)に到着という、注文後5~6日で来て、中国すごいと思った。DHLのトラッキングによると、11月13日の昼に輸送業者に引き渡しとなって、その後トラッキングできないという悪評通りだったが、次の日佐川急便の方が持ってきてくれた。
今回は、もし、しくじっていたら嫌だったので、S88 Contorol基板を単体で、S88 Detector基板を面付けで10㎝*5㎝サイズで10枚ずつ頼んだ。10cm*10cmサイズにして、設計間違えていたら、立ち直れないような気がしたので。(値段はあまり変わらないような気もするのだが)
そして、これが到着した基板の写真。S88 Detectorの方は8枚面付けを想定していたのだが、12枚面付けしてくれた。Elecrow太っ腹!
左がS88 Detector基板で右がS88 Control基板。
基板の接続には3.5mmジャックを使うのだが、基板の穴パターンが長穴になる。で、Elecrowへの長穴の頼み方が分からず、Yaasan様にお聞きしたら、DS MainR5で4pinの3.5㎜ジャックを使っていて、製作実績がある部品図をお分けいただいて、今回それをコピペして作った。ちゃんと長穴になっていた。Yaasan様ありがとうございます。
で、次に、ATMEGA328P-PUのブートローダーをどうするか。今回ケチって秋月電子から生のATMEGA328(ブートローダー無し)を買っている。
スマイルライター+デコーダー開発ボードを組み合わせて、生のATMEGA328にブートローダーを書き込めばよいのだが、今回は、以前、スマイラー様からいただいた、(幻の)DSDecR2b(スマイルデコーダー初版)の基板に余りがあったので、こちらを使った。スマイラー様ありがとうございます。
28PinのDIPソケットとセラロック(16MHz)だけつければ完成なので、それで、ブートローダー書き込みをした。
それで、あとは、何も考えずに、図面通りに、はんだ付けして、
S88 Control基板は完成。S88 RJ45のIn側は繋がないので、実装しなかった。Out側をDSMinR4につなぐ。(何か間違っていたらご指摘ください。何せ、S88の本物を持っていないものでよくわかっていません)
次に、S88 Detector基板だが、TomixのS70(70㎜直線線路)に付ける予定で作ったら、あとで気づいたが、S72.5だった。まあ、2.5㎜の違いだし細かいことは気にしない。
まずは線路の裏に基板を載せて位置決め。フィーダー線をつける真ん中にPC1(photo detector)が来るように基板位置を決める。
マジックで削る場所だけ黒く塗って、
プラモデル用ニッパで切る。(最初リューターでやろうと思ったが、たぶんプラモデル用ニッパの方が楽と思われる)
基板を線路の裏に両面テープでつけて、センサ用の穴を開ける。基板の穴は1.0㎜なので、ピンバイスは0.8㎜とした。センサはTPR-105だが、0.8㎜の穴でICの足が通った。
そして、センサと3.5㎜ジャックを半田付けする。ここで、3.5mmジャックの足があると線路が斜めってしまうので、足のうち出てしまう部分は、はんだ付け前に切った。また、センサ側のはんだを盛りすぎると線路下より飛び出てしまうので、盛り具合に気を付ける必要がある。
あと、センサ面は、当たり前だが真上を向くようにしてやらないと、感度が悪くなる。ある程度はボリュームで調整可能だが。
できたものの写真が以下。
3.5mmジャックは4端子版を使用しているが、使っているのは3線だけなので、Daisoの両側3.5㎜プラグ線が使用可能である。(Yaasan様のアイディア)
一応、動作確認のため、単線の往復をさせてみた。VVVFスケッチは音を滑らかにするため、速度を0にしてもすぐに止まらないのだが、それでやると電車のターンでセンサをオーバーしてしまい、ターンで行き/帰りとセンサを二回踏んでしまい、DesktopStationのS88イベントが2回起きてしまい、いろいろと面倒である。今回は、センサ内で止めるために、センサを踏んだら方向転換とした。そうすればVVVFスケッチでも即時停止するため。
次に、複数個接続の確認を行った。とりあえずできた。
あと、2つ注意点があり、
(1)純正品のマニュアルによると、RJ45の1pinは5Vか12Vが選べるらしいが、今回の基板は5V駆動だけを考えて作っている。12Vを入れると、マイコン(耐圧5.5V)と、Photo ReflectorのLEDが飛ぶ。
(2)Arduinoのソフト書き込みのために6pin端子を付けているが、これはS88端子ではない。DSMainのS88端子に繋ぐと悲しいことが起きる可能性がある。
作り方やスケッチについては、Wikiにまとめる予定。(Yaasan様からいただいた元の図面なども掲載予定)
少々お待ちください。
2015-11-15 20:51
コメント(3)
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無事完成して幸いです。ヨーロッパ人がものすごく欲しがりそうに感じます。
by Yaasan (2015-11-16 06:23)
非常に魅力的な基板ですね。後々私も導入させて頂きたいと思っています。
by スマイラー (2015-11-16 10:53)
Yaasan様、スマイラー様
コメントありがとうございます。
英語は苦手なので、頒布は日本国内にしようと思います。
頒布準備が整いましたら、ブログにてご案内します。
by fujigaya2 (2015-11-16 23:30)