トミックス向けポイントデコーダー。その4 [自動運転]
そろそろ終わりが見えてきた。
まず、月曜日に、「やっぱりリレーだよな。でもリレーだと基板サイズ5cm*5cmに入らないから2系統にしてしまえ」と思って、以下の回路図を作った。今回はスペースもあることだしICSP端子もつけてみた。
で、リレーのほうはアートワークして、以下の感じ。
月曜日はこれで満足して寝た。
そして火曜日、水曜日。秋月に頼んだTB6643KQも来たので
TA8428KとTA7291P、TB6643KQで、電圧を変えながら、ポイント動作するかどうかを実験した。
写真はこんな感じ。
以下が結果。デバイス名の後のカッコはポイントを1個つなぐか2個つなぐかという意味。
また記号の意味は以下。
o:動作
x:動作せず
△:動作したが、波形を見ると安全回路が途中ではたらいている。(oになっているほかにもそういうのがあるかも)
-:動作電圧外
ということで、TA7291Pでは、16V以上でダブルクロス(2系統同時)を動かすことができたが、TA8428Kは2個駆動できなかった。なぜか、TA7291PのほうがTA8428Kよりも電流が通りやすいように見える不思議な結果である。TB6643KQはよい動きをしており、こちらも16V以上で2個駆動が可能だった。(ただし、TB6643KQの実験をやった今日は、昨日よりかなり気温が高いので動きやすかったかも)
まあ、安全のため、モータードライバは2個使う。24V動作させるため、TB6643KQを使う。ケチりたいならTA8428Kに変更可能。
で、今後のトミックス専用ポイント計画だが、(ほぼぬっきい様のポイントデコーダと同構成+昇圧だけなんじゃないのか?という疑問は隅に寄せておいて)、
・ATMega328PのArduinoベース
・ドライバはTB6643KQで、CV値の変更で同時切り替えと単独切り替え可能にする。(回路はInを除いてコンパチなので、後でどっちにするか考えてもいいかと思う)。(2つのドライバを使用しても同時切り替えは可能だった)
・昇圧回路は12V~24VでCV値の変更で、電圧を変更可能にする。
・アクセサリアドレスの設定は面倒なので、アドレスを一つ設定して、後は連番を勝手にとるような感じ。
・前の回路から充電制限抵抗、ダイオードは抜く。
・トミックスのポイントコネクタは2.54mmピッチのジャンパーピンがそのまま使えるので、端子台はつけない。
これで、アートワークして5cm*5cmに入るかしら?
まず、月曜日に、「やっぱりリレーだよな。でもリレーだと基板サイズ5cm*5cmに入らないから2系統にしてしまえ」と思って、以下の回路図を作った。今回はスペースもあることだしICSP端子もつけてみた。
で、リレーのほうはアートワークして、以下の感じ。
月曜日はこれで満足して寝た。
そして火曜日、水曜日。秋月に頼んだTB6643KQも来たので
TA8428KとTA7291P、TB6643KQで、電圧を変えながら、ポイント動作するかどうかを実験した。
写真はこんな感じ。
以下が結果。デバイス名の後のカッコはポイントを1個つなぐか2個つなぐかという意味。
また記号の意味は以下。
o:動作
x:動作せず
△:動作したが、波形を見ると安全回路が途中ではたらいている。(oになっているほかにもそういうのがあるかも)
-:動作電圧外
電圧[V] | TA7291P(1) | TA7291P(2) | TA8428K(1) | TA8428K(2) | TB6643KQ(1) | TB6643KQ(2) |
---|---|---|---|---|---|---|
8 | x | x | x | x | x | x |
9 | x | x | x | x | x | x |
10 | x | x | x | x | x | x |
11 | x | x | x | x | x | x |
12 | x | x | o | x | x | x |
13 | o | x | o | x | o | x |
14 | o | x | o | x | o | x |
15 | o | x | o | x | o | x |
16 | o | o | o | x | o | o |
17 | o | o | o | x | o | o |
18 | o | o | o | x | o | o |
19 | o | o | o | x | o | o |
20 | o | o | △ | x | o | o |
24 | - | - | △ | x | o | o |
ということで、TA7291Pでは、16V以上でダブルクロス(2系統同時)を動かすことができたが、TA8428Kは2個駆動できなかった。なぜか、TA7291PのほうがTA8428Kよりも電流が通りやすいように見える不思議な結果である。TB6643KQはよい動きをしており、こちらも16V以上で2個駆動が可能だった。(ただし、TB6643KQの実験をやった今日は、昨日よりかなり気温が高いので動きやすかったかも)
まあ、安全のため、モータードライバは2個使う。24V動作させるため、TB6643KQを使う。ケチりたいならTA8428Kに変更可能。
で、今後のトミックス専用ポイント計画だが、(ほぼぬっきい様のポイントデコーダと同構成+昇圧だけなんじゃないのか?という疑問は隅に寄せておいて)、
・ATMega328PのArduinoベース
・ドライバはTB6643KQで、CV値の変更で同時切り替えと単独切り替え可能にする。(回路はInを除いてコンパチなので、後でどっちにするか考えてもいいかと思う)。(2つのドライバを使用しても同時切り替えは可能だった)
・昇圧回路は12V~24VでCV値の変更で、電圧を変更可能にする。
・アクセサリアドレスの設定は面倒なので、アドレスを一つ設定して、後は連番を勝手にとるような感じ。
・前の回路から充電制限抵抗、ダイオードは抜く。
・トミックスのポイントコネクタは2.54mmピッチのジャンパーピンがそのまま使えるので、端子台はつけない。
これで、アートワークして5cm*5cmに入るかしら?
2015-12-16 19:49
コメント(3)
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実験お疲れ様です。無事に方針が決まって良かったです。
ちなみに、機械はグリスがあるので、寒いと動きが悪いですが、パワー半導体(TB6643KQの内部にあるMOSFET)は、寒い方が動きが良いです。理由は、金属などが熱くなると抵抗値が上がるためです。抵抗値が上がると電流は下がる方向になります…。
なかなか個性的なデコーダで完成が楽しみです。でも電圧が上げられて2系統あるってことはポイント以外にもなんか使えそうですよね。
by やあさん (2015-12-16 21:18)
リレーのコイル側にサージ保護用のダイオードは不要ですか?
と思ったら、TD62003ってダイオードが内蔵していたんですね。
by あやのすけ (2015-12-16 23:32)
コメントありがとうございます。
yaasan様
ポイント以外は思いついてません。
あやのすけ様
http://yaplog.jp/kazuikazui/archive/188
によると、ダイオードはいらないように書かれているので、回路をそうしています。
(ただし、実際に外付けダイオードなしで使ったことはありません)
by fujigaya2 (2015-12-17 21:28)