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デハ268にOpenSound(旧型国電タイプ(吊り掛け))を入れる。 [DCCデコーダ]

 TrainoさんからExpBoard EC-タイプFを使ってみませんかというお話があり、どこかで見たような基板だなあと思ったら、昔、Katoのデハ268にスマイルデコーダを入れようとして、難しいので断念した記事を見つけました。この難しい基板を簡単にNext18コネクタでDCC化できるとのことでやってみましたので紹介します。サウンド化まで割と簡単にできると思います。サウンドはOpneSoundの旧型国電タイプを入れています。
 というか、この基板無しでリード線で配線していくと、通常、この大きさでサウンドを入れることは不可能だと思います。(私の工作テクニックでは)

 まず、元基板とEC-タイプF基板の見かけの確認です。表です。
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 次に裏です。
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 ポリイミドテープを張ってあります。ウェイトでショートするのを防ぐためです。
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 次に、デハ268だと、基板がちょっとウェイトと干渉しました。
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 ので、リューターで基板を削って入れました。
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 本当は、基板と床下をひっかけている中央部の爪付近の基板を削るべきかなあと思うのですが、ちょっと配線が通っているので、やめておきました。
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 で、R2に680Ω、横出射の白色LED,赤色LEDを付けて、実験用のLaisのデコーダで動作確認しました。OKです。

 白色LED側はOKなのですが、赤色LEDは手持ちのシャープ製を使ったら、アノードとカソードの向きが日亜の白色と真逆のため、仕方なく裏返しにして使いました。横出射LEDは買うとき、極性に気を付けましょう。
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が、よく考えると、赤色の導光板が付いているので、テールライトも白色LEDでOKだと思います。私はテールライトは赤色LEDという思い込みで赤色を付けましたが・・・(少々無駄なことを)。

 次にメカイスを加工します。私はホットナイフで穴を開けて、ニッパーとカッターで穴を調節しつつ広げました。
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 で、Laisデコーダは付くようになりました。
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 ちょっと話を戻しますが、なごでんさんのMp3V6は、モーター固定の爪に干渉して、かなり斜めって付ける羽目になるので、M車への搭載はやめた方がよさそうです。(T車もは持っていないのでわかりません→T車にも固定用の爪があるそうです。)
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 LasisDCCは全く干渉なく、
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 ESUのLoksound5Microかな?は少し干渉しますが、大丈夫そうです。
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 ですが、ESU搭載のためには、Laisデコーダ用に開けた穴だけでは足りなくて、もっと広げる必要がありました。
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また、スピーカーケーブル用にもメカイスを加工して、
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 Esuのデコーダが乗りました。
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 今回、室内灯はアナログの物を使用しています。また、スピーカー(ブラックキューブのエンクロージャがプラバン一枚の薄いやつ)を載せたら、室内灯の導光板と干渉しましたので、導光板を加工しました。(切りました)
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 で、かぶせて、完成。
 動画です。


 低速時にガタガタいうのは、昔分解したときにモーターを一部壊してしまったせいです。そこが、ちょっと残念です。最初、ドレミファのオープンサウンドにしようかと一瞬思いましたが、やめておきました。

追記

 横から見るとこんな感じで、デコーダとスピーカーが見えます。
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